
プロの視点から見る【騒音のリアル】
【騒音のリアル】木造・RCで何が違う?30年クレームを見てきたプロが教える「音」との付き合い方
カテゴリ:物件の構造 | 投稿日:2026年2月20日

不動産業界歴約30年。正直に言います。賃貸のトラブル相談で一番多いのは、ダントツで「音」の問題です。
私は効率派なので、入居後に「音がうるさくて住めない!」と短期間で退去されてしまうのが、お客様にとっても私にとっても一番悲しい(&非効率な)ことだと思っています。
だからこそ、内見時には「ここは音が響きやすいですよ」とはっきりお伝えします。今回は、30年現場を見てきた私の「構造別・リアルな診断」を公開します。
1. 木造・軽量鉄骨:「生活音は聞こえる」前提で!
「木造だけど静かですよ」という営業トーク、私は使いません(笑)。
木造や軽量鉄骨は、どうしても上下左右の足音やドアの開閉音は響きます。でも、その分家賃が抑えられ、通気性が良いという大きなメリットがあります。
「自分も夜は静かに過ごすタイプだから、お互い様だと思える」という方には、コスパ最強の選択肢になります。逆に「絶対に他人の気配を感じたくない!」という方には、私はテキパキとRC造をおすすめします。
2. RC造(鉄筋コンクリート):過信は禁物
「RC造だから無音」というわけでもありません。実は、コンクリートを伝って響く「重低音(足音やドアを閉める振動)」は意外と届きます。
私が内見でチェックするのは、「隣の部屋と接している壁の厚さ」。壁を叩いてみて(これもたまに引かれますが…)、軽い音がするか、詰まった音がするか。これだけで安心感が全然違います。
3. 「角部屋」より大事な「間取りの重なり」
ここがプロの視点です。隣の部屋と「クローゼット」を挟んで接している間取りなら、服が防音材の代わりになって音は劇的に静かになります。
逆に、自分の寝室の隣が「隣人のリビング」だと、テレビの音が気になりやすい。私は図面を見た瞬間、「この配置は音が気になりますね」とズバッと言っちゃいます。
「住んでから後悔」をゼロにしたい
優柔不断な私は、お客様が「やっぱりあっちの構造の方が良かったかな…」と悩む気持ちが痛いほどわかります。
だからこそ、良いところも悪いところも、距離感近めに(笑)全部お話しします。業界歴30年、数多くのクレームを解決してきたからこそわかる「本当に静かに暮らせる部屋」、一緒に探しに行きませんか?